我々の住む日本は地震大国です
昨年の元日に石川県能登半島を中心に大地震が襲いました。
それから1年以上が過ぎましたが、復興はまだまだ道半ばです。
昨年8月に日向灘を震源とするM7.1の地震が発生し、それに基づき、気象庁は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。
その翌日には、神奈川県西部でM5.3の内陸地震が発生し、各鉄道が運転を見合わせるなど、大きな影響が出ました。
日本列島は地震の活動期に入っと言われています。
日本列島の成り立ちから、巨大地震が繰り返し日本を襲うのは避けられません。
世界の大地震の約2割が、この狭い日本で発生しています。
そして、時代の節目には必ずと言っていいほど、大きな災害が発生しています。
時代の転換点が近づいてきていると感じますが、そのトリガーとなる災害が来るかもしれません。
南海トラフ地震や首都直下地震は100〜150年周期で発生していると言われています。
そうだとするならば、巨大地震の発生は確実に近づいています。
生き残るため、今こそ災害への備えをしっかりやっておくべきでしょう。
突然襲ってくる災害にどう対処するのか?
災害は突然襲ってきます。
明日、いや今日かも知れません。
日頃からそのための備蓄や避難経路の確認などの準備をしておくことが大切です。
そして、大災害を想定した疑似体験をしておくと、いざという時に落ち着いて行動できます。
その貴重な機会を提供するのが、防災サバイバルキャンプです。
停電、断水、ガス停止、そして携帯も使えない状況になった時、自分には何ができるのか。
その不便さの中で、食事を作り、風呂に入り、良い睡眠をとるにはどうすれば良いか。
大変なはずの避難所の中で、周りの人と協力して、楽しく生活するポイントは何か。
避難所で健康を保つための鍵となるトイレ問題をどうやって解決するのか。
経験豊富な講師から学ぶチャンス!
キャンプの講師として企画運営にあたるのは、34年間、陸上自衛隊に勤務した伊﨑義彦です。
東日本大震災では、連隊長として隊員を率いて2ヶ月間、宮城県気仙沼市で災害派遣に取り組みました。
その間、行方不明者の捜索と併せて、いろいろな避難所を支援し、現場の問題に対応しました。
防災士の資格も持っている防災の専門家でもあります。
現場での経験を踏まえた避難所のリアルをお伝えし、体感してもらいます。
それを楽しくお手軽に!
とはいえ、体力的な厳しさは求めていませんし、キャンプといっても避難所と設定する施設に泊まるのでテント泊でもありません。
大自然の中で、いかに良いチームを作り、仲間とともに楽しく過ごすかというのがポイントです。
春の自然の中で、山を歩き、山野草を摘み、それを食す、これ以上の自然体験があるでしょうか。
携帯電話を手放し、デジタルデトックスをするというのも隠れた魅力です。
たった2泊3日のキャンプですが、災害に備える心持ちが大きく変化し、自分にも自信が持てるようになるでしょう。
サバイバルキャンプというので、どんなに辛い経験をするのかと思っていましたが、とても楽しく3日間を過ごせました。
その中に災害対応に必要なプログラムが盛り込まれていて、それを実際にやってみることで、災害が起こっても慌てずに対応できる自信がつきました。
私自身も必要な備えを進めていきますが、多くの方にこのキャンプを経験してもらい、災害に対する意識を変えてもらいたいですね。
注意事項②:
避難所におけるグループでの活動を再現する必要があることから、5名以上の参加者が集まらなかった場合は、催行を中止とさせていただきます。その際は、参加費は全額返金いたします。